「うわ、このドット絵めちゃくちゃ綺麗!」「でも…なんかすごい難しいって聞くんだよな…」 Steamで人気の横スクロールアクション**「Skul: The Hero Slayer」。その芸術的なドット絵と、容赦ないハードコアな難易度で話題の、いわゆる「死にゲー」**と呼ばれるローグライトゲームです。
骨だけの主人公「スカル」くんを操作し、人間に乗っ取られた魔王城を取り戻す…という、ちょっとひねくれたストーリーも魅力的。僕もその美しいグラフィックに惹かれてプレイを開始したのですが、噂に違わぬ難易度に何度も心を折られそうになりました(笑)。 この記事では、そんな『Skul』を実際にプレイして感じた魅力と、「ここは覚悟が必要!」と感じた点を、本音でレビューしていきます!
『Skul: The Hero Slayer』ってどんなゲーム?
まずは、このゲームの基本的な特徴を見ていきましょう。
骨が主人公!魔王城を取り戻す横スクロールアクション
プレイヤーが操作するのは、小さな骨っこ「スカル」。様々な敵が待ち受けるステージを、ジャンプやダッシュ、攻撃を駆使して進んでいく横スクロールアクションです。囚われた魔王様を救い、魔王城を奪還するという、ヒーローとは逆の立場から描かれる物語もユニークです。
死んで強くなる!ローグライトの醍醐味
本作はローグライト。つまり、やられてしまったら基本的には最初からやり直し。しかし、道中で手に入れた「魔石」を使えば、永続的な能力強化が可能。何度も死にながら敵のパターンを覚え、自分自身を強化していくことで、少しずつ先に進めるようになる…まさに「死んで覚える」ゲームです。
圧巻の40種以上!変幻自在のスカル(頭蓋骨)
『Skul』最大の特徴は、様々な「頭蓋骨(スカル)」を拾うことで、主人公の能力や見た目がガラリと変わるシステム。素早いダガー使いになったり、強力な魔法を放ったり、巨大な斧を振り回したり…。DLCを除いても全40種類以上という圧倒的なボリュームで、プレイするたびに異なるアクションを楽しめます。
それでもやめられない!『Skul』の魅力【良いところ】
何度も心を折られそうになりながらも、僕がこのゲームをプレイし続けてしまう理由、それは以下の魅力があるからです。
もはや芸術!息をのむドット絵と滑らかなモーション
これはもう、手放しで絶賛したいポイントです。キャラクター、背景、エフェクト…その全てが信じられないほど美しく、そして滑らかに動きます。一つ一つの攻撃モーションや敵の動きが非常に丁寧に作り込まれていて、ただ見ているだけでも飽きません。このドット絵のクオリティは、数あるゲームの中でもトップクラスだと感じました。
意外と泣ける?骨太なストーリーと世界観
「死にゲー」というとアクション重視で物語はオマケ…と思いきや、『Skul』はストーリーや世界観の作り込みも非常に丁寧。なぜ魔王城は奪われたのか、スカルの過去とは…? プレイを進めるうちに明かされていく物語には、思わず引き込まれてしまいます。
「見切った!」死んで覚える達成感のループ
「またやられた!」の連続ですが、不思議と理不尽さはあまり感じません(一部を除き…後述します)。敵の攻撃には予備動作があり、何度も戦ううちに「この攻撃はこう避ける」「このタイミングで攻撃を入れる」といった攻略法が見えてきます。そして、昨日まで勝てなかった敵を倒せた時の達成感は、まさに格別! この「成長を実感できる喜び」が、次の挑戦への意欲を掻き立てます。
戦い方は自由自在!豊富な攻撃スタイル
40種類以上ものスカルが存在するため、プレイスタイルは無限大。近接攻撃でガンガン攻めるもよし、遠距離から安全に戦うもよし、強力なスキルで画面全体を制圧するもよし。自分に合ったスカルを見つけ、最強のビルドを模索する楽しさがあります。
心が折れる前に…『Skul』の覚悟すべき点【悪いところ】
良いところばかりではありません。特に難易度に関しては、覚悟が必要な点がいくつかあります。
「パワー型」は不遇?気になるスカル間のバランス
たくさんのスカルがいるのは良いのですが、正直、性能のバランスが良いとは言えません。特に、攻撃力は高いけれど動きが遅い「パワー型」のスカルは、敵の素早い攻撃に対応しきれず、かなり不遇に感じました。もう少し、どのスカルでも戦えるようなバランス調整があれば…と思います。
序盤が地獄…低すぎる初期性能の壁
ゲーム開始直後のスカルは、本当に弱いです。体力も攻撃力も低く、能力強化が進むまでは、最初のステージを越えることすら難しいかもしれません。「難しすぎる!」と感じて、序盤で挫折してしまう人がいてもおかしくないレベルです。ここを乗り越えられるかどうかが、最初の関門になります。
初見殺しの嵐!パターン不明な理不尽攻撃
多くの敵はパターンを覚えれば対処できますが、中には**「え、今の攻撃なに!?」**と叫んでしまうような、初見では回避困難、あるいはランダムに見える攻撃をしてくる敵もいます。対策の立てようがなく、運悪く当たってしまうと、理不尽さを感じてしまうことも…。
トゲが痛すぎ!シビアすぎる地形ダメージ
ステージにはトゲなどの地形ダメージがありますが、これが想像以上に痛い! ちょっと触れただけでゴッソリ体力が削られるので、敵との戦闘だけでなく、足場の移動にもかなりの集中力を要求されます。もう少し手心を加えてくれても…と思わずにはいられません。
【体験談】「クソゲーか?」から「面白い!」へ変わった瞬間
正直に言うと、僕も最初の数時間は「もしかして、これクソゲーか…?」と思いました(笑)。2面や3面あたりで、本当に何度も何度もやられましたから。 でも、諦めずに挑戦し続けるうちに、敵の動きが少しずつ見えるようになり、強化も進んで、ある時ふっと「あれ?なんか進めるぞ?」という瞬間が来たんです。そこから、このゲームの本当の面白さを感じ始めました。 ただ、後半の敵はなかなか出会う機会がなく、パターンを覚えるのに苦労しましたね。「ボスとだけ戦える練習モード」があれば、もっとストレスなく楽しめたのにな、とは思います。
結論:『Skul』はドット絵好き&ハードコアゲーマーへの挑戦状
『Skul: The Hero Slayer』は、定価で約2000円。その価格に見合う、あるいはそれ以上のクオリティとプレイ時間を提供してくれることは間違いありません。しかし、同時にかなりのストレスが溜まるゲームであることも事実です。
こんな人におすすめ!
- 美しいドット絵やアニメーションが好きな人
- 歯ごたえのある高難易度アクションゲームを求めている人
- 何度も挑戦して攻略法を見つけ出すのが好きな「死にゲー」耐性のある人
- 骨太なストーリーを楽しみたい人
こういう人はストレスが溜まるかも?
- アクションゲームが苦手な人
- サクサクと無双したい人
- 理不尽な死や運要素にストレスを感じやすい人
- 短時間でクリアしたい人
美しいドット絵の世界で、絶望と達成感を味わいたいチャレンジャーは、ぜひこの魔王城奪還作戦に参加してみてください。ただし、コントローラーを投げないようにご注意を!


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