「PC用のマイク、どれがいいんだろう?」「安くてもちゃんと使えるマイクが欲しいな…」 そんな風に悩んでいませんか? PC用マイクの定番として長く販売されているソニーの「ECM-PCV80U」。今回は、このマイクを2014年から10年以上、今も現役で使い続けている僕が、そのリアルな使用感を徹底的にレビューします!
長年連れ添ったからこそ分かる良いところ、そして「ここがちょっとな…」という正直な感想まで。ゲームのボイスチャット(VC)やオンライン会議用のマイクを探している人、手軽に良い音質環境を整えたい人は、ぜひ参考にしてくださいね!
ソニー ECM-PCV80Uってどんなマイク?特徴をチェック
まずは、ECM-PCV80Uがどんな製品なのか、基本的なポイントを押さえておきましょう。
手軽に使えるコンデンサーマイク
ECM-PCV80Uは「コンデンサーマイク」というタイプ。これは、一般的なマイクよりも感度が高く、人の声などを細かくクリアに拾ってくれるのが特徴です。 特にこのマイクは**「単一指向性」**といって、マイクの正面の音をしっかりキャッチし、横や後ろの音は拾いにくい設計になっています。だから、キーボードの音や部屋の雑音を抑えつつ、自分の声を中心に届けたい時にぴったりなんです。
USBで簡単接続!初心者にも優しい
PC周辺機器って接続が難しそう…と思っている人も大丈夫。ECM-PCV80Uには**「USB Audio Box」という専用のアダプターが付属**していて、これを使えばPCのUSBポートに差し込むだけでOK。 特別な機材や複雑な設定は一切不要で、箱から出して繋ぐだけで、すぐに使い始められます。これはPC初心者にとって、すごく嬉しいポイントですよね。
便利な本体ミュートスイッチ付き
マイク本体に、カチッと切り替えられるON/OFFスイッチが付いています。これが意外と便利! ゲーム中に急な用事ができたり、家族に話しかけられたりした時に、PC画面で操作しなくても手元でサッとマイクをOFFにできます。オンライン会議などでも重宝しますよ。
必要なものは大体付属(スタンド付き)
パッケージには、マイク本体、USB Audio Box、ケーブル類に加えて、机の上に置けるコンパクトなマイクスタンドも入っています。これを買えば、ひとまずマイクを使う環境が整うのはありがたいですね。(ただ、このスタンドには少しクセがあるので、後ほど詳しくお話しします…!)
【体験談】ECM-PCV80Uを10年以上使って感じた良いところ
僕がこのマイクをこれだけ長く愛用しているのには、ちゃんとした理由があります。実際に使って「買ってよかった!」と感じた点を、熱く語らせてください!
コンデンサーマイク入門に最適!驚きのコスパ
僕が買った2014年頃、コンデンサーマイクって結構高価なものが多かったんです。そんな中で、ECM-PCV80Uは比較的リーズナブルで、「コンデンサーマイクってどんな音なんだろう?」と試すのに最適でした。 音質も、**当時よくあった5,000円前後のPCマイクと比べると、声のクリアさや聞き取りやすさが格段に違いましたね。**この価格でこの音質なら、十分満足できるレベルだと思います。
とにかく接続がカンタン!
これは本当に強調したいポイント。難しい設定が一切なく、USBに繋ぐだけでPCが自動で認識してくれるのは、本当に楽ちんです。「機械は苦手…」という人でも、迷うことなく使えるはず。この手軽さは、大きなメリットです。
まさかの高耐久性!?2014年から現役です!
これが一番の驚きかもしれません。なにせ2014年10月から、約10年半、一度も壊れずに動き続けているんですから! 特別丁寧に扱ってきたわけでもなく、時には倒したりぶつけたりしたこともあったはずなのに(笑)。一般的にデリケートとされるコンデンサーマイクとしては、驚異的なタフさだと思います。この壊れにくさが、長く使えている最大の理由ですね。
【正直レビュー】ECM-PCV80Uの気になる点・悪いところ
もちろん、良いことばかりではありません。長年使っているからこそ気づいた、「ここはちょっと残念…」と感じる点も包み隠さずお伝えします。
付属スタンドはオマケ?ちょっと使いにくい…【解決策あり?】
多くの人が感じることだと思いますが、付属のマイクスタンドは正直言って使い勝手が良くありません。高さが低すぎる上に、マイクの角度を調整しようとすると、ケーブルが机に干渉してうまく上を向いてくれないんです。これでは口元との距離ができてしまい、せっかくの集音性能を活かしきれません。
ちなみに僕の解決策は…スタンドの下に漫画雑誌を積み重ねて、高さを出すことでした(笑)。見た目はアレですが、効果は抜群! もし見た目も気になるなら、別途マイクアームなどを購入するのがベストな選択肢でしょう。
「サー…」が気になる?マイクブースト時のホワイトノイズ
PCのマイク設定には「マイクブースト」という機能があり、声が小さい時に音量を増幅できます。ただ、ECM-PCV80Uでこの機能をONにすると、「サー」というホワイトノイズ(背景ノイズ)も一緒に大きくなってしまう傾向があります。 これはある程度仕方ない部分もありますが、静かな環境での録音や配信では、少し気になるかもしれません。
ミュート中か分からない!インジケータが欲しかった…
本体のミュートスイッチは便利なんですが、今ミュート中なのかどうかを示すランプ(インジケータ)が付いていないんです。 そのため、「ミュートしたつもりが、実は声が相手に聞こえていた…」とか、「ミュートを解除し忘れて、ずっと無言で喋っていた…」なんていう失敗を、僕も数えきれないほどやらかしました(笑)。これは明確な弱点ですね。
【応用編】音量・音質アップ?ホワイトノイズを軽減する裏ワザ
先ほどのホワイトノイズ問題ですが、実は軽減する可能性がある方法があります。それは、付属のUSB Audio Boxを使わず、別売りの「マイクロホンアンプ」を間に挟んで接続することです。
マイクロホンアンプは、マイクの音をPCのマイクブースト機能に頼らずに、クリーンに増幅してくれる機材です。これを使うことで、ノイズの少ないクリアな音を得やすくなります。
僕自身、現在はオーディオテクニカの「AT-MA2」というマイクアンプをECM-PCV80Uと組み合わせて使っています。これにより、付属のUSB Boxを使っていた時よりもホワイトノイズが減り、音がクリアになったと感じています。追加投資は必要ですが、音質にこだわりたいなら試す価値アリです。
まとめ:ソニー ECM-PCV80Uはこんな人におすすめ!
さて、10年越しのレビューをお届けしてきましたが、ECM-PCV80Uはどんな人に向いているのでしょうか?
こんなあなたにピッタリ!
- 安価で、そこそこ良い音質のコンデンサーマイクが欲しい人
- ゲームのVCやオンライン会議で、自分の声をクリアに届けたい人
- 難しい設定や接続は苦手、手軽さを重視する人
- とっさにマイクをミュートできる機能が欲しい人
- どうせ買うなら、長く使える丈夫なマイクが良い人
こういう使い方には向かないかも…
- 「歌ってみた」など、ノイズを極限まで嫌う音楽録音をしたい人
- 会議などで、複数人の声を一つのマイクで拾いたい人
- マイクを口元から50cm以上離して設置したい人
ソニーのECM-PCV80Uは、いくつかの弱点はあるものの、その価格、手軽さ、そして驚異的な耐久性は大きな魅力です。PC用マイクの入門機として、あるいはVCやオンライン会議用としては、発売から時間が経った今でも十分におすすめできる一台と言えるでしょう。
この記事が、あなたのマイク選びの参考になれば嬉しいです!


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