あなたはゲームをするとき、どんな環境で音を聞いていますか?
没入感を求めるならヘッドセット一択。しかし、長時間の使用は耳が蒸れたり、圧迫感で疲れたりしますよね。かといって、PCスピーカーでは深夜に迫力のある音を出しにくいし、音の定位(どこから音がしているか)も分かりにくい…。
僕も長年、この「ヘッドセットの窮屈さ」と「スピーカーの物足りなさ」の間で揺れ動いていました。そんな僕の悩みを、全く新しいアプローチで解決してくれたのが、今回レビューするソニーのウェアラブルネックスピーカー「SRS-NS7」です。
結論から言います。これは、「ヘッドセットとスピーカーの“良いとこ取り”」を実現した、僕のゲームライフを革新する最高のガジェットでした。
ソニー SRS-NS7とは?“肩に乗せる”という新体験
「ネックスピーカー」という言葉に馴染みのない方も多いかもしれません。これは、その名の通り、首(肩)にかけて使用するスピーカーです。耳を塞がないのに、自分だけにクリアなサウンドが聞こえる。そんな不思議な体験を提供してくれます。
① 耳を塞がないのに、包み込まれるようなサラウンド感
本製品の最大の特徴は、ソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Personalizer」です。これにより、まるで自分がゲームの世界の中心にいるかのような、臨場感あふれるサラウンド音響を体験できます。ヘッドセットのように耳を圧迫しないのに、背後から迫る敵の足音や、遠くで響く銃声の方向がはっきりと分かる。この感覚は、まさに新体験です。
② ゲームにも映画にも。Dolby Atmos®対応の迫力
最新の立体音響技術「Dolby Atmos®」にも対応しています。対応するゲームや映画では、上下左右から音が降り注ぐような、圧倒的な没入感を味わえます。特に、オープンワールドゲームの環境音や、映画の壮大なBGMとの相性は抜群です。
③ 長時間でも快適な、軽量&柔軟設計
本体は約319gと軽量で、首回りのバンドも柔軟なため、長時間身につけていても疲れにくい設計になっています。ヘッドセットのように髪型が崩れる心配もありません。ゲームプレイはもちろん、映画を一本見終わるまで、その存在を忘れるほど快適です。
実際にゲームで使って感じたメリット・デメリット
僕が様々なPCゲームで使い込んで感じた、リアルな良い点と、少し気になった点をお伝えします。
メリット①:「ながらプレイ」が最高に捗る
耳が完全に開放されているため、ゲームの音を聞きながら、家族の呼びかけに答えたり、宅配便のインターホンに応答したりできます。また、飲み物を飲んだり、お菓子を食べたりする音も全く気になりません。生活とゲームがシームレスに繋がるこの感覚は、一度味わうと手放せなくなります。
メリット②:ヘッドセット特有の“疲れ”からの完全解放
これが僕にとって最大のメリットでした。頭部への締め付け、耳の蒸れ、側圧による痛み…。ヘッドセットがもたらす全ての物理的ストレスから解放されました。これにより、より長時間、高い集中力を維持してゲームに没頭できるようになったと感じています。
デメリット①:音漏れはゼロではない
自分にだけ音が聞こえる、とは言っても、物理的に音を鳴らしているので、多少の音漏れはします。深夜の静かな部屋で、隣に人が寝ているような環境での大音量での使用は難しいでしょう。あくまで「自分だけに“聞こえやすい”」スピーカーだと考えるのが適切です。
デメリット②:マイク機能は別途必要
本製品には高品質なマイクも内蔵されていますが、これは主に通話用です。ボイスチャットをしながらゲームをプレイする場合は、これまで通りヘッドセットのマイクを使うか、別途USBマイクなどを用意するのがおすすめです。
総括:ゲームの“音”体験をアップデートしたい全ての人へ
ソニーのウェアラブルネックスピーカー「SRS-NS7」は、「最高の没入感は欲しい。でも、ヘッドセットの閉塞感からは解放されたい」という、多くのゲーマーが抱えるワガママな願いを、完璧に叶えてくれる製品です。
決して安い買い物ではありません。しかし、日々のゲーム体験をより快適で、より豊かなものにしてくれると考えれば、その投資価値は十分にあります。
もしあなたが、今の音響環境に何かしらの不満を抱えているなら、この“着るスピーカー”という新しい選択肢を、ぜひ検討してみてください。
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