【WH-1000XM5 評判】隣人の騒音で病みかけた僕が救われた話。「できないこと」や蒸れる弱点も本音レビュー

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正直に言います。僕がこのヘッドホン、Sony『WH-1000XM5を買った理由は、「良い音で音楽を聴きたかったから」ではありません。

「静寂をお金で買いたかったから」です。

数ヶ月前、自宅の隣の部屋でリノベーション工事が始まりました。
朝8時から夕方まで鳴り響く、コンクリートを削る「ガガガガガ!」というドリル音。壁を伝って脳味噌が揺れるような振動。
それに加え、上の階の子供が走り回る足音。

在宅で仕事やブログ執筆をする僕にとって、自宅は戦場でした。
「うるさい…集中できない…」
イライラが募り、些細なことで家族にあたってしまったり、常に心臓がバクバクしていたりと、正直ノイローゼ寸前でした。

「引越しをする金はない。でも、このままだと心が壊れる」

藁にもすがる思いで、5万円以上するこの高級ヘッドホンをポチりました。
結果から言えば、この5万円は「安すぎた」と感じています。僕の精神衛生と平和な日常は、WH-1000XM5によって守られました。

この記事では、カタログスペックの話はしません。
騒音に悩む人間が実際に使って感じた「リアルな救済体験」と、逆に「ここはダメだ」「これは消せない」というデメリット(できないこと)を、一次情報として包み隠さずレビューします。

目次

WH-1000XM5の評判:「ノイキャン性能」は魔法レベル

装着して電源を入れた瞬間、世界から「音」が吸い取られます。

大げさではなく、フッと真空パックされたような感覚です。
あれほど悩まされていた「ガガガガ!」というドリルの爆音が、遠くで豆粒が転がっているような「コトコト…」という微かな音に変わりました。
エアコンの駆動音やPCのファンの音に至っては、完全に「無」です。

「精神的な余裕」が生まれた

音が完全にゼロになるわけではありません。しかし、「不快ではないレベル」まで強制的に下げてくれる。
「ああ、いま工事してるな」と認識はできますが、それが「うるさい!!」という怒りに変わらないのです。

好きな音楽を小音量で流せば、もうそこは完全に自分だけの世界。この「いつでも静寂を作れる」という安心感が、僕の擦り切れたメンタルを劇的に回復させてくれました。

【検証】WH-1000XM5に「できないこと」・ダメなところ

ここからは、メーカーサイトには載っていない、実際に毎日使って分かった「限界」と「不満点」を容赦なく書きます。

1. 「人の話し声」や「高音」は完全には消えない

これが最大の誤解ポイントです。「ノイキャン=無音」ではありません。
車のエンジン音や換気扇のような「低い音(低周波)」は驚くほど消えますが、「人の話し声」「子供の甲高い叫び声」「食器がカチャカチャ当たる音」といった突発的な高音は、3〜4割くらい残って聞こえてきます。

「家族の話し声を完全にシャットアウトしたい」という目的だと、少し期待外れになるかもしれません。

2. 夏場や暖房の効いた部屋では「蒸れる」

イヤーパッドには「ソフトフィットレザー」というモチモチした高級素材が使われていますが、通気性は皆無です。
室温25度以上の部屋で1時間もつけていると、耳の周りが汗ばんでベタベタしてきます。冬場は「耳当て」として最高に温かいですが、夏場にクーラーなしで使うのは修行です。

3. 首にかけた時の「収まり」が悪い

前モデル(XM4)と違い、折りたたみができません。
ちょっと外して首にかけた時、イヤーカップが大きく顎に当たって邪魔になります。持ち運び時もケースがデカく、バッグの容量を圧迫します。携帯性はハッキリ言って悪いです。

WH-1000XM5の設定方法:これだけはやっておけ

購入直後の設定のままだと、逆にストレスが溜まる機能があります。以下の設定変更を強くおすすめします。

① 「スピーク・トゥ・チャット」をOFFにする

これは「自分が声を発すると、自動で音楽が止まり、外音取り込みになる」機能です。
便利そうに聞こえますが、独り言を呟いたり、咳払いをしたりするだけで音楽が止まってしまいます。ゲーム中に「よしっ!」と言った瞬間に音が消えるのは最悪です。
アプリから即OFFにしましょう。

② 「アダプティブサウンドコントロール」の調整

「歩いている時」「座っている時」などの行動を検知して、ノイキャンの強さを自動で切り替える機能です。
これも誤動作(座っているのに歩行と判定されて音が変わるなど)が多いので、僕はOFFにして「常にノイズキャンセリング最大」で使用しています。

総括:5万円で「心の平穏」が買えるなら安い

WH-1000XM5は、完璧な製品ではありません。
人の声は聞こえるし、長時間つけると蒸れるし、値段も高い。

しかし、あの「脳を揺らすような騒音」から物理的に隔離され、自分だけの聖域を作れる機能は、何物にも代えがたい価値があります。

もしあなたが今、周囲の音に悩まされ、家なのに落ち着かない日々を送っているなら。
引越しをする費用の10分の1以下で導入できる、この「最強の防壁」を試してみてください。
ヘッドホンをつけた瞬間、肩の力がフッと抜けるあの感覚を、ぜひ味わってほしいです。

ゲーム特化の皆さんはこちらの記事も併せて読んでみてください。


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この記事を書いた人

趣味がゲームの30代会社員です。
このブログでは思ったままに雑記していきます。

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