「異変を見つけたら、すぐに引き返せ」
無限に続く地下通路、不気味な静寂、そしてどこかおかしい”日常”。 Steamでまたたく間に話題となり、社会現象を巻き起こしたウォーキングシミュレーター『8番出口』。
その人気はゲームの世界を飛び出し、なんと主演・二宮和也さんでの映画化まで決定しました。 この記事では、そんな『8番出口』がなぜこれほどまでに人々を惹きつけるのか、実際にプレイした僕が、その心臓に悪い(?)魅力と中毒性を本音でレビューします!
| 項目 | 評価 |
| おすすめ度 | |
| マルチプレイ | |
| コスパ |
結論:ホラーが苦手な人ほどハマるかも?観察力と精神力が試される傑作
結論から言うと、『8番出口』は、派手な恐怖演出に頼らず、人間の観察力と心理的な不安を巧みに突いてくる、非常に優れた短編ホラーゲームです。
「間違い探し」というシンプルなルールながら、その緊張感と、異変を見つけた時の「ヒヤッ」とする感覚は唯一無二。 短い時間で濃密な体験ができる、まさに傑作と呼ぶにふさわしい一作です。
『8番出口』ってどんなゲーム?
まずは、このゲームの基本的なルールをご紹介します。
ルールは一つ「異変を見つけたら引き返す」
プレイヤーは、出口のない地下通路に閉じ込められてしまいます。 目の前には「0番出口」から始まる通路が無限に続いています。
脱出するためのルールはただ一つ。
- 通路を進んで、何も異変がなければ、そのまま次の通路(1番出口)へ進む。
- 何か一つでも異変を見つけたら、決して進まず、来た道を引き返す。
これを繰り返し、無事に「8番出口」にたどり着ければゲームクリアです。 たったこれだけのルールですが、これが本当に奥深いんです。
プレイして感じた『8番出口』の「ここが最高!」な点
僕が「これは流行るわけだ…」と唸った、本作の魅力的なポイントです。
じわじわ来る「間違い探し」の恐怖
このゲームの恐怖は、突然オバケが出てくるような「ジャンプスケア」ではありません。 いつもと同じ風景の中に紛れ込んだ、些細な「違和感」が恐怖の源です。
「あれ、このポスター、昨日と違う…?」 「壁のシミ、こんなところに あったっけ…?」
自分の記憶と観察力だけが頼りの状況で、じわじわと精神をすり減らされるこの感覚は、他のホラーゲームではなかなか味わえません。
短時間で濃密な体験
多くのプレイヤーは、15分から60分程度でクリアできるでしょう。 この短いプレイ時間の中に、緊張、発見、安堵、そして恐怖がギュッと凝縮されています。 忙しい人でもサクッと遊べて、強烈なインパクトを残してくれる。この”タイパ”の良さも、現代においてヒットした大きな要因だと感じました。
祝・映画化!二宮和也さん主演で世界観がさらに広がる
このゲームの持つ独特な魅力と人気は、ついに実写映画化という形で結実しました。 しかも、主演は二宮和也さん。
ゲームという枠を超え、映画という新たなメディアで『8番出口』の世界がどう描かれるのか、今から楽しみでなりません。 この映画化のニュースは、本作が単なるインディーゲームではなく、一つのカルチャーになったことの証明と言えるでしょう。
でも、ここだけは注意…『8番出口』の気になる点
手放しで褒められる一方で、人を選ぶポイントもあります。
異変の難易度にムラがある
異変の中には、「こんなの気づくか!」と叫びたくなるほど非常に些細なものもあれば、逆に誰でも一瞬で分かるようなあからさまなものもあります。 このランダム性も面白さの一つですが、難しい異変が連続すると、少し理不尽に感じてしまう場面もあるかもしれません。
リプレイ性はそこまで高くない
一度全ての異変を見つけてしまうと、初見の驚きは薄れてしまいます。 もちろん、タイムアタックなどのやり込みは可能ですが、基本的には「一度きりの最高の体験」を楽しむタイプのゲームと言えるでしょう。 ただ、その一度の体験が、価格(470円)を考えれば十分すぎるほど濃密です。
総括:『8番出口』はこんな人におすすめ!
『8番出口』は、そのシンプルさと奥深さで、最高の時間を提供してくれるゲームです。
こんな人におすすめ!
- じわじわくる心理的なホラーが好きな人
- 観察力や、間違い探しが得意な人
- 短時間でサクッと遊べる、濃密なゲーム体験をしたい人
- 映画化のニュースを見て、原作が気になった人
こんな人にはおすすめしない…
- 派手なアクションや、戦闘があるゲームを求めている人
- 何十時間も遊べるような、長大なゲームを探している人
- 間違い探しが極端に苦手な人
日常に潜む非日常の恐怖を、あなたも体験してみませんか? 地下通路の先に待つのは、8番出口か、それとも…。ぜひ、その目で確かめてみてください。


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