年末の大掃除。PCデスクを綺麗にするついでに、ふとモニターの画面を見てみてください。
電源を消して真っ黒になった画面に、点々とした唾(くしゃみ)の跡や、うっすら白い指紋、そして埃がこびりついていませんか?
「汚いな、ティッシュで拭くか」
「アルコール除菌シートでサッと拭いちゃおう」
…もしそう思って手を伸ばそうとしているなら、今すぐやめてください。それは、数万円〜数十万円する大切なゲーミングモニターの寿命を縮める「自殺行為」です。
今回は、僕が長年愛用している、液晶モニター掃除の唯一の正解。『東レ トレシー(超極細繊維クロス)』を紹介します。
たった数百円〜1,000円程度の「ただの布」ですが、その性能は魔法レベル。拭き跡ひとつ残さず、脂汚れを根こそぎ絡め取る、最強のメンテナンス・アイテムです。
なぜ「ティッシュ」や「アルコール」がNGなのか?
トレシーの凄さを語る前に、多くの人がやりがちな「間違った掃除方法」のリスクを知っておく必要があります。
① ティッシュは「ヤスリ」と同じ
柔らかく見えるティッシュペーパーですが、実は繊維が硬く、粗いのです。これで繊細な液晶画面をゴシゴシ拭くのは、微細な紙ヤスリで削っているのと同じ。目に見えない細かい傷が無数につき、画面が白っぽく曇る原因になります。
② アルコールは「コーティング」を溶かす
コロナ禍で除菌シートが身近になりましたが、一般的な液晶モニターには「反射防止コーティング(ノングレア)」などが施されています。アルコール成分は、このコーティングを化学的に溶かしてしまう恐れがあります。「拭いたら色ムラができた」という悲劇の多くはこれが原因です。
「東レ トレシー」とは?メガネ拭きの王様
そこで登場するのが、繊維メーカーの最大手「東レ」が開発した、超極細繊維(マイクロファイバー)クロス、その名も『トレシー』です。
元々はメガネ拭きとして有名ですが、その性能は液晶モニター掃除においても最強です。
直径2ミクロンの繊維が、汚れを「掻き取る」
トレシーの繊維は、髪の毛の1600分の1という細さです。このミクロの繊維が、汚れの内部に入り込み、油膜やホコリを直接「掻き取る」構造になっています。
そのため、洗剤やクリーナー液を使わなくても、乾拭きだけで驚くほど綺麗になります。
実際にモニターを掃除してみた結果
僕が使っているのは、30cm×30cmの大判サイズです(Lサイズ推奨)。実際に半年分の汚れが溜まったモニターを拭いてみました。
① 撫でるだけで、指紋が消える
力を入れる必要はありません。優しく画面を撫でるだけで、こびりついた指紋や皮脂汚れが、魔法のように消えていきます。
安いクロスだと、脂汚れを「伸ばすだけ」になってしまい、余計に汚くなることがありますが、トレシーは汚れを繊維の中に「取り込む」ため、一度拭いた場所はピカピカになります。
② 洗って何度も使える。コスパがバグっている
汚れてきたなと思ったら、中性洗剤(ハンドソープ等)で洗って干せば、性能が完全に復活します。
使い捨てのウェットシートを買い続ける必要はありません。僕は一枚のトレシーを、もう3年以上使い続けています。数百円で数年使える。これ以上のコスパがあるでしょうか?
正しい掃除手順
1. ホコリを飛ばす
いきなり拭くのはNGです。表面に硬いホコリが付着していると、それを引きずって傷がつきます。まずは電動エアダスターやハケでホコリを落としましょう。
2. トレシーで優しく乾拭き
円を描くように優しく拭き取ります。
3. 頑固な汚れには「息」か「専用液」
乾拭きで落ちない汚れには、少し「はぁ〜」と息を吹きかけて湿らせるか、エレコム等の「液晶専用クリーナー液(ノンアルコール)」をクロスに少しだけ染み込ませて拭きましょう。
【選び方】どのサイズを買うべき?
Amazonには色々なサイズがありますが、PCモニター用なら「24cm×24cm」以上、できれば「30cm×30cm」の大判サイズを強くおすすめします。
小さいメガネ用(15cm程度)だと、27インチなどの大きな画面を拭くには小さすぎて手が疲れますし、指が画面に触れてしまい二度手間になります。大は小を兼ねます。
総括:そのモニター、汚れたままで実力出せてる?
「4K画質」「高リフレッシュレート」とお金をかけても、画面の表面が汚れていては、その美しさは半減してしまいます。
トレシーは、数百円で買える「視界のクリア化」ツールです。
年末の大掃除、デスク周りのホコリを払ったら、仕上げにこのクロスで愛機を磨き上げてください。新品の箱から出した時のような、あのクリアな映像が戻ってきますよ。
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