【ROG Ally X 評判】Steam Deckユーザーが浮気心を抱く理由。Windows機ならではの強みと、スリープが不安定という「できないこと」を徹底調査

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以前の記事で『Steam Deck OLED』を絶賛しました。
確かにSteam Deckは素晴らしいハードです。スリープは爆速だし、OSは家庭用ゲーム機のように使いやすい。

しかし、ゲーマーの欲望は尽きません。
「Xbox Game Passのゲームも寝転がって遊びたい」
「『原神』や『ゼンレスゾーンゼロ』をネイティブで動かしたい」
「『VALORANT』などのアンチチート搭載ゲームも携帯機でやりたい」

Steam Deck(Linux)では逆立ちしても動かないこれらのゲームを遊ぶために、今、僕が猛烈に気になっているデバイスがあります。
それが、ASUSの最新ハンドヘルドPCROG Ally Xです。

旧型(白)の弱点をすべて克服し、真っ黒なボディで生まれ変わったこの「完全版」。
価格は約14万円。Steam Deck OLEDの最上位モデルよりも高いです。
だからこそ、勢いでポチる前に徹底的に調べました。今回は、Steam Deck持ちの視点から見た「ROG Ally Xの魅力」と、それでも乗り換えを躊躇させる「Windows機ゆえの弱点(できないこと)」についての調査レポートです。

目次

ROG Ally Xとは?「全部乗せ」のWindows携帯機

2023年に発売された初代ROG Ally(白)は、「バッテリーが持たない」「SDカードスロットが熱で壊れる」といった問題を抱えていました。
それらを物理的に解決したのが、今回の「X(黒)」です。

  • バッテリー容量が2倍(40Wh→80Wh):これは革命的です。Steam Deck OLEDすら凌駕する容量。
  • メモリ増強(16GB→24GB):iGPU(内蔵グラフィック)にメモリを割いても、システム側がカクつかない余裕が生まれました。
  • ストレージ1TB標準搭載:最近の肥大化するゲーム容量にも対応。

つまり、スペックだけで見れば「現時点で地球上で最も強い携帯ゲーム機」と言って間違いありません。

徹底調査して分かった「評判・メリット」

YouTubeの比較動画や海外フォーラム(Reddit)を何十時間も漁って分かった、「これはガチだ」と思える進化点です。

① バッテリー持ちが「実用的」になった

旧型は「AAA級ゲームだと1時間持たない」という悲惨な状況でしたが、Xでは「2時間〜3時間」遊べるようになったという報告が多数。
インディーゲームなら数時間余裕です。これなら、長距離の移動や、リビングでゴロゴロする分には十分すぎます。

② 「Game Pass」がネイティブで動く強み

Steam Deckユーザーとして一番嫉妬するのがここです。
Windows 11そのものが動いているので、Xbox Game Pass、Epic Games Store、HoYoverse(原神・スタレ)、そしてRiot Games(VALORANT)など、PCで動くゲームは100%全て動きます。
「Steamで買い直す必要がない」「サブスクのゲームを消化できる」というのは、経済的にも大きなメリットです。

③ ジョイスティックの耐久性が向上

旧型で不評だったスティックが、ホールエフェクトセンサー(磁気式ではないが耐久性が高いパーツ)に近い、寿命の長いものに変更されています。
デッドゾーンの設定も改善され、FPSなどの繊細なエイムもやりやすくなっているとの評判です。

【超重要】購入前に覚悟すべき「できないこと」・弱点

スペックは最強ですが、使い勝手においてはSteam Deckに劣る部分が明確にあります。ここを許容できるかがカギです。

1. 「スリープ」機能が不安定(Windowsの宿命)

Steam Deckは電源ボタンを押せば一瞬でゲームが中断・再開できます。
しかしROG Ally XはWindows機です。スリープに入れても裏でファンが回っていたり、復帰時にゲームがクラッシュしたり、音が消えたりというトラブルが散見されます。

Windowsには「モダンスタンバイ」という機能がありますが、これがゲームと相性が悪く、「サッとやめてサッと再開する」という携帯機としての快適さは、Steam Deckに完敗しています。

2. 重い。678gは腕に来る

バッテリーを倍増させた代償として、重量が約678gになりました。
Steam Deck OLED(約640g)と数字上の差は小さいですが、グリップ形状の違いもあり「ずっしり来る」という意見が多いです。
仰向けで寝ながら長時間プレイするのは、筋トレに近いかもしれません。

SDカード問題は解決した?

旧型では排熱口の近くにSDカードスロットがあったため、熱でSDカードが破壊される不具合が多発しました。
Xではスロットの位置が移動しており、物理的に解決したと言われています。
今のところ「Xで壊れた」という報告は見当たりませんが、メーカーへの不信感が拭えず、怖くて高価なSDカードを使えない…というユーザー心理は残っているようです。

3. トラックパッドがない

Steam Deckにある「トラックパッド(マウス操作用の四角い板)」がありません。
Windowsの細かい操作や、マウス専用のシミュレーションゲームを遊ぶ際、スティックでのカーソル移動は正直ストレスが溜まります。
タッチパネルがあるとはいえ、画面が指紋で汚れるのを嫌う人にはマイナスポイントです。

総括:Steam Deckとは「住む世界」が違う

調査の結果、この2機種はライバルではなく、用途が違うことが分かりました。

  • Steam Deck OLED:
    Steamのゲームを、家庭用ゲーム機のような快適さ(UI・スリープ)で遊びたい人向け。
  • ROG Ally X
    多少の使いにくさ(Windows)には目を瞑り、原神やGame Passなど「全てのPCゲーム」をパワーでねじ伏せて持ち運びたい人向け。

僕はSteam Deckを持っていますが、Game Passのラインナップを見るたびにROG Ally Xへの浮気心が疼きます。
「冬休み、コタツでペルソナ3リロード(Game Pass版)をやりたい…」
その欲望に負けた時、僕のデスクには黒いアイツが鎮座しているかもしれません。


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この記事を書いた人

趣味がゲームの30代会社員です。
このブログでは思ったままに雑記していきます。

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